郊外の賃貸物件を選ぶときのコツをご紹介

相場と物件数の把握がコストパフォーマンスを高める

郊外と一口に言っても相場にはかなりの違いがあります。中心地からの距離や所要時間に大きな違いがない場所でも、相場は同じではありません。安ければ安いほど良いというのであれば、相場の安い地域を中心に探すと効率的です。

更に物件数にも地域差がかなりあります。賃貸物件が多く存在している地域の方が相場が安くなる傾向があります。但し、自分が求めているタイプの物件が多くなければ意味はありません。一人暮らし用の物件を探している人にとって、ファミリー向け物件がたくさん有っても魅力的な場所とは言えません。求めている物件が多く存在しているところなら、相場も安くなりコストパフォーマンスの高い物件を見つけやすくなります。郊外の賃貸の場合は、中心地までの所要時間を基準に判断するより相場を基準にした方が良いです。

周辺環境チェックで見落としがちな大切なこと

賃貸を選ぶ時に周辺環境のチェックは不可欠です。鉄道の駅までの距離や、日常生活に利用できる商業施設の有無などが対象になります。郊外で賃貸を探す場合は、そこにプラスして押さえておくべきことがあります。都市中心部では、建物が建っていない土地は公園か空き地であることが多いですが、郊外の場合は農地の場合もあります。

農地は農作業をする場所なので、トラクターなどが使用される可能性が高いです。当然使用時にはそれなりの音を出します。日曜日や祝日なども関係なく作業をする場合もあり、朝早くに始まることも珍しくありません。休日の朝はゆっくり寝て過ごしたい人は、避けた方が良いかもしれません。特に平日が休日という仕事をしている人は、農地からは農作業の音が出ることを念頭に置いて賃貸選びをする必要があります。